AutoQTVRによる正確な360度回転撮影と最新の３Ｄフォトモデラー"BOB Capture"により、テキスチャーマッピング付きの３次元モデリングが可能になりました。

AutoQTVRによるサルの化石頭骨(レプリカ）の全周撮影
回転テーブル上に見えるのはBOB Capture 対応の参照パターン
立体物の3次元モデルを作成するためには、これまではもっぱらレーザースキャナーなどで立体物の形状を3次元計測し、その結果得られた点群データをポリゴン化するというのが通常のプロセスでした。しかし、そのためには高価なレーザースキャナーや点群データをポリゴン化して結合したり修正したりするための専用の３Ｄソフトウエアが必要で一般的には必ずしも手軽にできることではありませんでした。ましてや、生成したポリゴンに立体物本来のテキスチャーをマッピングすることは極めて困難で時間を要する仕事でした。

それが今、最新の３Ｄフォトモデラー"BOBCapture"等を活用することにより、立体物の周囲から撮影した参照パターン付き写真とカラーストライプを投影した写真数枚からテキスチャーマッピング付きの3次元モデリングが可能になり、さらに今日注目されつつあるWeb3Dにより、その3次元モデルをホームページで発信することが可能になりました。

そこで、弊社といたしましては、弊社独自の３６０度全周回転撮影装置”AutoQTVR"と３Ｄフォトモデラー"BOBCapture"の利点を組み合わせることにより、これまでかなりの日数とコストのかかっていた立体物の3次元モデルをより安価でスピーディーにご提供させていただくための３Ｄコンテンツ制作サービスを提供させていただいております。これまでの高精細360度フォトＶＲと併用し、博物資料のデジタルアーカイブはもとより、商品のプロモーションなどにも是非ご用命ください。

[ 受託制作物 ]
1) テキスチャーマッピング付き3次元モデル(obj)
2) 360度高精細ＶＲムービー（FlashVRまたはQTVR）
4) 上記成果物を活用したホームページ、 アニメーション、マルチメディア展示物

■　フォトモデリング・サンプル（１） アヌビス像（ミニチュア）
参照パターン付きアヌビス像 カラーストライプ投影されたアヌビス像 半自動的にマスクされたアヌビス像

これは高さ16ｃｍほどのアヌビス像です。全身像に笏の先端の球体を含めかなり複雑な形状をしていますがフォトモデリングの結果は上々でした。ここではテクスチャーマッピングが少し縦ずれしているのが気になりますが、モデリングの段階で修正可能なようです。
●[Web3D] 白バックのモデルはこちらから（Web3Dをサポートした最新のブラウザーでご覧下さい。）
●[Web3D] 黒バックのモデルはこちらから（Web3Dをサポートした最新のブラウザーでご覧下さい。）

■　フォトモデリング・サンプル（2） 土偶（レプリカ）
参照パターン付き土偶 カラーストライプ投影された土偶 半自動的にマスクされた土偶

これは高さ1８ｃｍほどの土偶です。"BOB　Capture"は、実は、１５年ほど前に"3D　SOM"という商品名で日本に紹介された英国製のフォトモデラーで、弊社もいち早くAutoQTVRと組み合わせてテストしてみましたが、その時真っ先にテストしたのがこの土偶でした。結果は全然ダメで、頭の上の渦をまいた髪の毛は真っ平らにつぶれてしまっていました。 ところが名称も新たに登場した"BOB　Capture"は、カラーストライプの解析をサポートしており、結果は１５年前と雲泥の差でした。
●[Web3D] 白バックの土偶はこちらから（Web3Dをサポートした最新のブラウザーでご覧下さい。）
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■　フォトモデリング・サンプル（3） サルの化石頭骨（レプリカ）
参照パターン付きサルの化石頭骨 カラーストライプ投影されたサルの化石頭骨 半自動的にマスクされたサルの化石頭骨

これは高さ7ｃｍほどのサルの化石頭骨です。眼や鼻の部分のくぼみなどこれもかなり複雑な形状をしていますがフォトモデリングの結果はまずまずでした。特に眼の窪みは予想以上でした。
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■ 360度回転撮影装置 AutoQTVR : コンピュータ制御により均等で正確な全周撮影が可能になります。
AutoQTVR standard System AZ Rotator standard AZ Rotator 60+Lifter
Turn Table AZ Rotator mini AZ Rotator 120
開発・発売元：株式会社テクネ
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