QTVRオブジェクトムービとは?
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イメージマトリックス
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QTVRオブジェクトムービーは行と列のスチル画像からなるイメージ・マトリックスで表現できます。
QTVRオブジェクトムービーは、アップル社の開発したQuickTimeムービーのひとつで、再生にはフリーウェアのQuickTimeプレーヤー(アップル社からダウンロード可能)を使用します。
QTVRオブジェクトムービーの原理は簡単です。 ビデオなどを再現する通常のQuickTimeムービーには、時系列的に並んだ画像が時間分だけ含まれており、操作としては前送りと後送りが可能となっています。これに対してQTVRオブジェクトムービーには、水平方向と垂直方向の画像がマトリックス状に含まれており、マウスを押しながら上下の動きに対応して、水平方向の変化と垂直方向の変化を表示するしくみになっています。セルアニメーションと全く同じ原理で動画を実現していますので、画像の並べ方次第で、手首を動かしたり、箱のふたを開閉したりする動きがマウス操作で実現できます。
従って、QTVRオブジェクトムービーを制作するには、水平方向と垂直方向の画像マトリックスを用意すれいいわけです。ただし、動きのスムーズな回転ムービーを制作するためには、できるだけ連続的に変化する水平・垂直の回転画像を用意しなくてはなりません。弊社では、コンピュータ制御による2軸回転撮影装置AutoQTVRを開発し、より動きの滑らかなQTVRオブジェクトムービー撮影を行なっています。博物資料や商品のマルチメディア・プレゼンテーションに是非ご活用ください。
* 本ページ記載の仕様、デザインなどは予告なしに変更される場合があります。
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