8" SDM-080 | 19" SDM-190M | 24" SDM-240 | 40" SDM-400W
Redroverの2-LCD ハーフミラー方式の3Dディスプレイは、偏光インターリーブ式やパララックスバリア方式で見られる縦横の解像度落ちが生じないため、LCDの解像度をフルに生かした極めて高精細の3D表示を実現します。そのために3D映像を手がけるポストプロダクションや医療・科学技術など高画質を必要とする分野には最適な3D表示装置といえます。
LCD(液晶ディスプレイ)は、バックライトと液晶パネル、そしてその液晶パネルを挟み込む形で配置された2枚の偏光板から構成されています。ここで偏光板は一般に32インチ以上のサイズでは視野角の広い90度と0度のもの。24インチ以下のサイズでは45度と135度のものが使用されています。Redroverの40インチ・ディスプレイの場合は、90度と0度の偏光板を使ったLCDが使用されているため、90度の偏光板を通過した光はハーフミラーで反射して偏光軸が90度回転し、一方、直進して透過する光は偏光軸がそのまま維持されることになります。結果として2枚のLCDから発した光がそれぞれ偏光軸0度と90度の光として偏光メガネを通過し、3D画像として知覚することになります。この場合、偏光メガネは、もちろん、0度と90度の直線偏光メガネを使用することになります。24インチ以下のディスプレイの場合は同様の原理で45度と135度の偏光が生じ、それを45度と135度の直線偏光メガネを使って分離することになります。
2-LCD ハーフミラー方式の3Dディスプレイの使い方は、PC上の左右の映像をそれぞれ2台のプロジェクターに出力するのと同じで、システム環境として2CH出力可能なグラフィックボードと3D表示ソフトが必要です。弊社から出荷されるRedroverの3Dディスプレイには全て3dtv社のStereoscopic Playerが付属しており、ステレオペアの映像があれば設置と同時に3D映像がお楽しみになれます。
■主な特徴
- 解像度落ちの生じない超高精細3D表示
- Redrover独自のLCDコントローラを使用、PC側からは通常のデュアル・ディスプレイとして取り扱い可能です。
■主な用途
- 3D映像編集・検証(解像度落ちが生じないためにオリジナルに忠実な3D編集が可能となります)
- 医療・科学技術用3D表示装置
- 3D撮影用モニター(8”モニターの場合)
- 博物館・科学館等の3Dキオスクモニター
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