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Mayavi Movie

■ インドの3DTV番組「Mayavi(マヤビ)」

Mayavi Movie インドでは既に数年前から立体視のテレビ番組が始っている。ここでご紹介するのはチェンナイに拠点をおくシネメーション社の作品で21分ものが全26巻。2台のビデオカメラで撮影し、それを赤シアンのアナグリフにエンコードしたものが通常のテレビ番組として放送されている。

赤シアンのアナグリフは、通常、「赤左、シアン右」であるが、インドでは何故か「赤右、シアン左」が普通のようで、このタイプの赤シアンペーパーメガネが毎月数百万個視聴者に配られているようである。 インドでまた何故3Dのテレビ番組がと疑問に思われるかも知れないが、インドはもともと世界一の映画大国。3Dのテレビ番組くらいは少しも不思議ではないということである。


「Mayavi」の予告編がこちらでご覧いただけます。「赤(右)シアン(左)」のメガネでご覧になってください。

■Mayavi (マヤビ)
  • 制作:シネメーション(チェンナイ)
  • 尺:NTSC 21分 x 全26巻(45分 x 13巻も可能)
  • ジャンル:アクションアドベンチャーファンタジー
  • 世界初の連続3Dテレビ番組
  • 3D映像形式:赤シアンアナグリフ(赤右、シアン左)
  • 3Dメガネ:特殊コーティング処理赤シアンメガネ(赤右、シアン左)推奨。普通の赤シアンメガネ(赤右、シアン左)でも立体視可能。
■日本での放映ライセンス

シネメーションでは、本3D映像「Mayavi」の国外放映ライセンスを受け付けております。日本国内におけるテレビ放映、DVD制作についてご関心のある場合は弊社あてお問い合わせください。

Tel:03-3464-6927  e-mail: info@texnai.co.jp

Mayaviスナップショット---「赤(右)シアン(左)」のメガネでご覧になってください。
物語の主人公はMayavi(マヤビ)と呼ばれる「鋼鉄の手」をもつ男で、実の名はパラスラム(Parasuram)。"AXE-5"というコードネームを持つ機密情報機関のエージェントである。彼は高度に訓練を受けたファイティング・マシンでスパイ活動には欠かせない鋭敏な頭脳の持ち主であるが、ある時、敵との戦闘で右腕を失ってしまう。

情報機関としてはそのまま彼を失うことを惜しみ、国防省きっての科学者を動員して彼に特殊な「鋼鉄の手」をあてがう。「鋼鉄の手」は先端技術の粋をこらした兵器で、その指一本一本が強力な武器になっている。ひと差し指は拳銃。中指からは電磁波が放たれ、薬指からは相手を麻痺させる毒ガスが放出される。手のひらには無線機が仕込まれており、小指がそのアンテナとして機能する。

「鋼鉄の手」はまた取り外しが可能でリモート操作することもできる。が、この男を「Mayavi」と呼ぶにふさわしい最も不思議な力は、電気をチャージすればある時間「透明人間」になれることである。これらの特殊なパワーにより、彼は悪と闘う生きた伝説となり、世界中の全ての悪人たちの敵となる。


[ 物語り]

ある工事現場で棺が1個発見される。考古学者たちの調査によればそれは極めて稀な発見で約2000年前の遺物だという。棺の中のミイラはおおいに考古学者たちの興味をそそる。ミイラは博物館に保管され歴史家たちによって研究が進められる。

棺が発見された同じ日の夜、インドゥラニという女教師が悪夢にうなされる。彼女の運命はどうやらその棺のミイラと無関係ではないらしい。

一方で、その晩、ひとりの狂人が施設から脱走する。彼は黒魔術師で魔神の助けを借り、例のミイラを博物館から盗み出す。が、警察にとってこの事件はとても歯がたたない。そこで、この事件は、プレジデント9と呼ぶ大統領直属の機密情報機関に委ねられることになる。

この機密情報機関のエージェントのひとり、ビクラムはその特別なパワーのために「マヤビ」とも呼ばれている。彼の右手首から先は鋼鉄でできており、それは科学の最高傑作でもある。つまり、その人指し指からは弾丸を発射することができ、中指からは敵を麻痺させる毒ガスを発射することもでき、衛星電話をかけることもでき、電気をチャージすれば透明人間になることもできる。

盗まれたミイラは黒魔術師によってある隠し場所に運ばれる。彼はヒンドゥー教の儀式によってミイラを生き返らせる。と、それは魔力と妖術で世界征服の野望を抱く邪悪の皇帝エラニアンである。黒魔術師である狂人は、実は、皇帝エラニアンの筆頭神官ラヤグルで、実際、2000年前、その邪悪な陰謀を企んだのはラヤグル自身であった。

当時、エラニアンは全ての武人王国を征服しつつあった。そして、占星術に精通したラヤグルは、もしエラニアンがシャクティ女王と結婚すれば、彼は星々から特別な魔力を授かることができることを知る。

女王シャクティはエラニアンを愛している。が、彼女の神官たちはラヤグルの邪悪な計画について警告し、エラニアンとの結婚に反対する。実際、彼女はエラニアンを滅ぼすだけの力をもっており、神官たちもそれを懇願する。で、結局女王シャクティは愛の痛みをこらえながらエラニアンを殺してしまい、こうしてエラニアンは棺に納められて埋葬されることになる。

そして、今、皇帝エラニアンは2000年の時を経て野望実現のためによみがえる。そのためには、まず彼の相棒である女王シャクティを探し出さなくてはならない。 ラヤグルはエラニアンに「女王は生まれ変わってインドゥラニという女教師となっている」と告げる。エラニアンは彼女を探し出し、前世の記憶をやさしく呼び覚まさせなければならない。

まずエラニアンはインドゥラニの眠っているすきに彼女の魂に呼びかける。彼女の魂はエラニアンとその愛を感じとる。エラニアンはインドゥラニの魂が彼の愛に応えてくれたことを喜ぶ。

エラニアンは次に自ら直接彼女に接触しようと試みる。ところがエラニアンの姿は誰にも見ることはできず、インドゥラニは全く彼を認識しない。エラニアンは、インドゥラニが全く彼の呼びかけに応えないのを知り、たちまち凶暴になる。

しかし、彼はインドゥラニには触れずに、周りの人間全員に攻撃をしかけて殺してしまう。警察はその光景に唖然とさせられるが、これら全員を殺す前にある男が彼女に危害を加えようとしていたというインドゥラニの証言を聞いて警察官たちはさらに困惑してまう。

エラニアンは何度か更にインドゥラニと会い、そのたびに最初と同じ悲惨な結果となる。警察は知恵を絞り、この奇妙なできごとについてその原因の究明を試みる。

一方、マヤビ、つまりエージェントのビクラムはミイラ泥棒の捜索にあたる。彼はやがてラヤグルをある古代の砦に追い詰めて逮捕する。しかし、ラヤグルは、またしても霊を使った超能力を発揮して逃れてしまう。

マヤビはインドゥラニとミイラの盗難事件は互いに関係があるのではないかと考える。そこで彼はインドゥラニの学校に教師として潜入し、彼女を監視する。そして、エラニアンがインドゥラニに危害を加えようとするとき、マヤビはその見えない筈のエラニアンの姿を見てしまう。エラニアンはマヤビの特別なパワーに脅威を感じ、そこから逃げ出す。

ラヤグルとイラニアンは今やインドゥラニは頼りにならないであろうことを悟る。そこで彼らは彼女をだまし、夏休みで田舎に帰る際に彼女を誘拐しようと計画する。

彼らはその計画に成功する。誰もがインドゥラニは死んだものと思う。しかし、彼女は捕らわれの身としてラヤグルとイラニアンによって働かされている。

マヤビは、今、これら2人の邪悪な者たちの野望を是が非でも阻止しなければならない。ラヤグルとイラニアンはインドゥラニの心に働きかける。そしてマヤビに与えられた時は過ぎてゆく。はたしてマヤビは、あの邪悪な者たちの野望を食い止めることができるかどうか?そして、彼は、いかにして2人のあの超能力に打ち勝つことができるのか?











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